【オタ活】グッズ交換におけるレートの意味とは?使い方の事例を解説!
こんにちは!はらなりです。
トレーディング、ブラインド、ガチャガチャなど、くじ引き要素のあるグッズが多いオタク界隈。特にアニメオタク、舞台オタクにはお馴染みの商売ですよね。
そしてこういう界隈でオタクをしていると、よく耳にするのが「レート」という言葉。あなたも聞き覚えありますか?
この記事では、グッズ交換でよく使われる「レート」について解説します。どういった場面で使われるのか、扱う上で注意することについても触れていますので、参考にしてください。
レートとは?
通貨の取引で使われる言葉で「為替レート」という言葉を聞いたことがありませんか?1ドル100円、みたいに。あれは、アメリカの通貨1ドルが、日本では何円になるのかを表しています。言いかえると、異なる通貨を交換するときの交換比率です。
これが転じてグッズの交換においては、モノとモノとの交換比率を「レート」と表現します。また、レートは高い、低いで表されますが、これは価値の高さのことです。レートが高いほど、取引に必要なモノの数が少なく済む、つまりモノの価値が高いことになります。
グッズ交換においては、高レートのものを高レ、低レートのものを低レと略して呼ぶこともあります。
どんな場面で使われるの?
レートという言葉がよく飛び交うのは、Twitterやフリマアプリでグッズの交換や譲渡を行うときですが、イベント会場などの現地でもたまに耳にします。
「レート」という言葉自体は、直接使われることは少ないものの、その概念は頻繁に使われています。たとえば、
★〇〇(キャラ名) ☆△△(キャラ名)
★を希望する方は☆から同数お引き取りください。
こんな文章を見たことはないでしょうか?ここにはレートの概念が潜んでいます。この場合、★を手に入れるには、必ず☆も一緒に買いとる必要がありますから、レートは★の方が☆より高い、ということになります。
このように、グッズ交換で日常的に使われる「レート」ですが、扱う上で注意するべきことがあります。
「レート」で実際に起きた問題
私の参加したあるイベントでの話です。他のキャラクターに比べて人気の低いキャラクターを推している方を見つけるやいなや、グッズの交換を要求する方がいました。服装や身に着けているグッズから、推しキャラクターを判断していたようです。しかも一人が声かけると次から次にどんどん集まり、囲まれてしまうような状況でした。
こういう方々の心理としては、手元に残ったから引き取ってくれたらちょうどいいな、あわよくばレートの高いキャラと交換して欲しい、こんなところだと思います。
しかし、相手が必要としていないのに強引に交換や譲渡を迫るこの行為は、キャラクターの笠を着て相手を下に見る、とても失礼な行為です。同じような経験をしてとても傷ついたとSNSで報告している方も見かけました。
他の事例
- Twitterやフリマアプリでよく見る抱き合わせ販売(高レートのモノと低レートのモノをセット販売すること)
- トレーディンググッズを開封した瞬間に大声で「〇〇(キャラ名)か~~!」とがっかりした感想を述べる
- イベントの待機列や会場近くの喫茶店で「〇〇は嫌いじゃないけど出たらがっかりする」と大声で会話する
- 高レートのキャラが当たったことについてSNSでマウントをとる
このように、自分にとって興味の薄いキャラクターのグッズを取引の材料としてしか見ておらず、人の気持ちを傷つける言動を取ってしまう方がしばしば見受けられます。
トレーディング商品が多く販売されており、欲しいグッズを手に入れるには個人で取引を行わなければならない現状を考えると、こうしたことが起こってしまうのも無理ないのかもしれませんが、悲しいことですね。
「レート」について注意することは?
グッズ交換は基本的にシンプルに行うのが一番です。相手の欲しいものと、自分の欲しいものが一致したから交換する。それが本来の正しい取引の形です。押しつけはNGです。
ただし、抱き合わせで交換に出すなどは、取引をスピーディーに進めるための戦略の一つとも考えられるため、悪であるとは言い切れないところもあります。
こういう時は、一度立ち止まって考えましょう。相手の欲していないもの、高額なものを無理に売りつけていませんか?転売と同じことをしていませんか?
また、トレーディンググッズの開封は、粛々と行いましょう。好きなキャラが当たってうれしい気持ち、引き当てられなくて落胆する気持ち、よくわかります。しかしそこはぐっと堪えて、交換に備えて丁寧に仕分けることに集中しましょう。
グッズの交換方法についてはこちらで紹介しています。
まとめ
グッズ交換における「レート」とは、その人物・キャラクターに関わるモノの取引価値のことです。キャラクターの人気など、繊細なところに関わる言葉ですので、扱いには十分注意しましょう。
どんなキャラクターも誰かの推しであり、ファンがいます。自分が興味を持っていないからといって、雑に扱うことはしないようにしましょう。自分の行動や発言によって傷つく人が居ることを想像することが大切です。
ではまた!
(はらなり)